資格取得と「修身」について ~小学1年生向け④:過ちを隠すな、嘘を言うな、自分の物と人の物 他~

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このブログでは、私が祖母から受け継いだ『修身』の教科書をもとに、「資格取得」というテーマと絡めながら、修身の教えについて綴っています。今回は、小学1年生向けの内容の第4回目です。すでに紹介したように、修身の教科書には、教えとともに挿絵が描かれています。


17. チュウギ
16.で語ったことと重複するので割愛します。


18. アヤマチ ヲ カクス ナ
トラキチ ノ ナゲタ マリ ガ ソレテ、トナリ ノ シヤウジ ヲ ヤブリマシタ。トラキチ ハ スグトナリヘ アヤマリ ニ イキマシタ」という文章と、隣のお宅に行って謝っている挿絵があります。お宅の女性はトラキチを優しい顔で見ています。

資格取得後に不正をしてはいけないのは当然のことですが、資格取得前における「〇×△管理」の学習時に「△」印をつける時こそ自分の心に「アヤマチ ヲ カクス ナ」と言い聞かせてほしいと私は思っています。実際に、本試験直前に盲点が見つかった経験もあります。資格を取得したら、正しい知識を持って仕事をしなければなりませんから…。


19. ウソ ヲ イフ ナ
コノ コ ハ タビタビ「オホカミ ガ キタ」ト イツテ、人 ヲ ダマシマシタ。ソレデ ホンタウニ オホカミ ガ デテキタ トキ、ダレ モ タスケテ クレマセン デシタ。」という文章と、その挿絵があります。

昨年来の兵庫県議会・百条委員会等のYouTubeを見るにつけ、必ず誰かが嘘をついていることが分かり、悲しくなります。騙し合いとも言えます。資格を手に入れると、いわゆる専門家です。その分野に明るいからといって素人を騙すなんてことはもってのほかです。この「オホカミ」の話は、小学1年生に対して、嘘をつけば誰も助けてくれないという、基本的な教訓を教えています。


20. ジブン ノ モノ ト ヒト ノ モノ
セイキチ ハ エンピツ ヲ ヒロヒマシタ ガ、オトシタ コドモ ニ ソレ ヲ カヘシテ ヤリマシタ。」という文章と、その挿絵があります。セイキチの後ろにはお母さんと妹がいて、返すところを見ています。セイキチは、母と妹の前で返すところを見せて、誇らしそうです。

日本の民法は、フランスやドイツを参考にしたといわれており、個人主義的な要素が織り込まれていますが、日本人の「自分のものと人のものとを区別する」道徳観は、その法をも超えて、いまなお存在しています。自分の権利だけを主張するのが当たり前かのような昨今ですが、本当の道徳というのはこういったところに現れるのではないでしょうか。資格は法に基づいていますが、この修身で描かれているような道徳観も大切にすることで自分も修養され、周りも幸せになっていくのではないかと思います。


21. キンジョ ノ ヒト
オカアサン ガ ビヤウキ デ ネテ ヰル ノデ、キンジヨ ノ 人 ガ キテ、コノ子 ノ ガクカウ ヘ モツテ イク ベンタウ ヲ コシラヘテ ワタシテ ヰマス。」という文章と、その挿絵があります。女の子のお母さんが床に伏していて、隣のお母さんが女の子に包んだお弁当を渡している絵です。

今では、お隣の方の顔を知らない方も多いようですが、我が家は一戸建てでご近所づきあいがあり、忘年会やゴルフに行ったり、家の補修の情報を共有したりしています。資格は独占業務が与えられていることもあり仕事となり得ますが、ご近所とのお付き合いは相互協力関係ですので、仕事にしない方が円満に行きますね。ここでの話は、これまでの話に「近所」が入ってくる話でした。

個人の修養→を斉(ととの)える→近所の相互協力→地域の安心安全→の平和→世界大調和


22. オモヒヤリ
メ ノ ミエナイ 人 ガ ミヅタマリ ノ 中 ヘ フミコモウ ト シマシタ。コサブラウ ハ テ ヲ ヒイテ、ミチ ノ ヨイ トコロヘ ツレテ イキマシタ。」という文章と、その挿絵があります。コサブラウが杖を突いた人を案内している姿を同級生2人が見ています。

今の世の中、法と照らして正しいかどうかでしか判断できない人が多いように思えます。「オモヒヤリ」は、法とは異なる価値観、法よりも根底にある価値観。それを教えているのです。資格取得後、業務を行う際には、法だけではない価値観を重んじることが信頼につながります


23. イキモノ ヲ クルシメル ナ
タラウ ガ ジラウ ニ 「ワタクシ タチ モ ソト ヘ デラレ ナケレバ クルシイ デハ ナイカ。」ト イツテ キカセタ ノデ、ジラウ ハ ツバメ ヲ ダシテ ヤリマシタ。」という文章と、その挿絵があります。部屋の中にツバメが巣を作ってしまい、部屋の中を飛んでいて、二人がそれを見ているという挿絵です。

この教えも「オモヒヤリ」の一環です。子どもはいちいち法を知らないのですから、法以外の価値観で行動できる必要があります。生き物に対しても思いやりの心を持とうという教えです。


24. ヒト ニ メイワク ヲ カケル ナ
オチヨ ガ ミチバタ ヘ ゴミ ヲ ステヨウ ト シマシタ。オトウサン ガ 「ゴミ  ヲソンナ トコロ ヘ ステル ト 人 ガ メイワクシマス。」ト イツテ トメテ ヰマス。」という文章と、その挿絵があります。挿絵は、玄関前の道です。

資格取得後、職務を行う際には「利益相反」の関係が生じることがあります。誰の立場で物事を考えなければならないのか、を判断し、人に迷惑をかけないようにしなければなりません。「今だけ・金だけ・自分だけ」になっていないか、常時チェックが必要です。


25. ヨイ コドモ
ココ ニ ヰル セイト ハ センセイ ノ ヲシヘ ヲ マモツタ ヨイ コドモ デス。イマ シウゲフシヨウシヨ ヲ イタダイテ ヰマス。」という文章と、その挿絵があります。終業式で校長先生から修業証書が生徒に渡されています。生徒36人、先生7人、校長1人。生徒の身長が皆近いので、全員小学1年生と思われます。

資格試験に合格すると、合格証書などが届きます。このように、結果を顕彰してもらえることは励みになりますね。


これらの教えは、資格取得とその後に向けた心構えとしても大切です。皆さんも修身の教えを通じて、学んだことが日常生活や仕事にどのように役立つのかを考えてみてはいかがでしょうか。

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